2026 1月 19 | 株式会社エヌテクノ
オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2026年1月19日

船体ブロックの溶接

皆さんこんにちは!

 

山口県宇部市、下松市を拠点に造船の配管、溶接、鉄工などを行っている

株式会社エヌテクノ、更新担当の富山です。

 

 

 

船体ブロックの溶接

巨大な鉄板を一体化する、造船の基幹工程

 

 

 


船体ブロックとは何か

 

造船では、船を一枚ずつ現場で組み立てるのではなく、
**「船体ブロック」**と呼ばれる大きな構造単位を工場やヤードで製作し、それらを組み合わせて一隻の船を完成させます。

船体ブロックは、

  • 底部ブロック

  • 側板ブロック

  • 甲板ブロック

などに分かれており、
一つひとつが建物の一室ほどの大きさになることもあります。

そのブロック同士を一体化するのが、船体ブロック溶接です。


船体ブロック溶接の役割

 

船体ブロック溶接は、
単に鉄板をつなぐ作業ではありません。

  • 船全体の強度を確保する

  • 波や荷重に耐える構造をつくる

  • 長期間の航行に耐える安全性を担保する

という、船の命を支える工程です。

一箇所の溶接不良が、
船体の歪みや疲労破壊につながる可能性もあるため、
極めて高い品質が求められます。


巨大構造物ならではの難しさ

 

船体ブロック溶接の特徴は、
とにかくスケールが大きいことです。

  • 厚みのある鋼板

  • 長距離に及ぶ溶接線

  • 高低差のある姿勢溶接

これらを考慮しながら、
溶接歪みを最小限に抑える必要があります。

そのため、

  • 溶接順序の計画

  • 仮付け溶接

  • 熱影響を見越した施工

といった工程管理が欠かせません。


チームで行う造船溶接

 

船体ブロック溶接は、
個人作業ではなくチーム作業です。

  • 溶接工

  • 組立工

  • 玉掛け・クレーンオペレーター

  • 検査担当

それぞれが連携しながら、
安全かつ正確に作業を進めます。

溶接技術だけでなく、
周囲とのコミュニケーション能力も重要な要素です。


造船溶接で身につく技術

 

船体ブロック溶接では、

  • 厚板溶接技術

  • 長尺溶接の集中力

  • 歪み制御の考え方

  • 図面理解力

といった、
他分野でも通用する高度な溶接スキルが身につきます。

大型構造物を扱う経験は、
溶接工としてのキャリアにおいて大きな武器になります。


まとめ

 

船体ブロックの溶接は、造船における最も重要な工程の一つです。

巨大な鋼板を一体化し、船全体の強度と安全性を支える仕事であり、高い技術力と責任感が求められます。

スケールの大きなものづくりに携わりたい人、溶接技術を本格的に磨きたい人にとって、非常にやりがいのある分野です。

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社エヌテクノでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

山口県宇部市、下松市を拠点に造船の配管、溶接、鉄工などを行っております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちらから!

 

facebook_face