2025 9月 24 | 株式会社エヌテクノ
オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2025年9月24日

燃料配管工事の重要性とやりがい

皆さんこんにちは!

 

山口県宇部市、下松市を拠点に造船の配管、溶接、鉄工などを行っている

株式会社エヌテクノ、更新担当の富山です。

 

 

 

燃料配管工事の重要性とやりがい

 

 

 

燃料配管の役割

 

船を動かすための「血液」ともいえるのが燃料です。燃料タンクからエンジンへ、安定して燃料を送り届けるのが燃料配管の役割です。


もし燃料供給が止まれば、エンジンは停止し、船は航行不能に陥ります。さらに燃料漏れは火災や海洋汚染を引き起こす可能性があり、非常に高い安全基準が求められます。

燃料配管工事は、船の生命線を支える工事だといえるでしょう。


工事の流れ

 

燃料配管工事は次のような手順で行われます。

  • 設計
    燃料タンクからエンジンまで、最短かつ安全なルートを決定します。

  • 配管材の選定
    油に強い鋼管やステンレス管を採用。爆発防止を考慮した素材や加工が必要になる場合もあります。

  • 施工(切断・溶接・組立)
    わずかな隙間や不良も許されません。精密な施工技術と高度な溶接技術が不可欠です。

  • テスト運転・耐圧試験
    実際に燃料を流し、漏れがないか、圧力が保たれているかを厳しく検査します。


注意点と最新動向

 

燃料配管は「安全性」が最優先です。小さな不具合が大事故につながるため、施工から定期点検まで徹底した管理が欠かせません。

また近年は国際的な環境規制により、燃料が重油から低硫黄燃料、さらにはLNG(液化天然ガス)へと移行しています。燃料が変われば配管も特殊仕様が必要になり、新しい技術や素材を取り入れる機会が増えています。配管工にとっては「常に学び続けられる職場」と言えます。


求職者へのメッセージ

 

燃料配管工事は、責任感と誇りを持てる仕事です。
自分が施工した配管を通って燃料が流れ、巨大なエンジンが力強く動き出す瞬間は、大きな達成感を与えてくれます。

この仕事は緊張感を伴いますが、それだけに「自分の手で船を動かしている」という実感を得られます。
また、燃料配管の知識や技術は船舶だけでなく、プラントや産業設備の分野でも活かせるため、長期的に安定したキャリアを築くことができます。


まとめ

 

燃料配管工事は、船舶を安全に動かす「心臓の血管」のような存在です。

  • 船の生命線を担う責任ある仕事

  • 技術が直接「船の運航」という成果に結びつくやりがい

  • 環境規制の進展とともに新しい技術に挑戦できる成長性

これから船舶業界で働きたい方や、専門技術を身につけたい方にとって、大きな学びと達成感を得られる仕事です。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社エヌテクノでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

山口県宇部市、下松市を拠点に造船の配管、溶接、鉄工などを行っております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちらから!

 

facebook_face